2023-02-22 (Wed)
18:00
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2011年から2019年まで長きにわたって放送された「ゲーム・オブ・スローンズ」は大好きだった海外ドラマだ。もともと原作のジョージ・R・R・マーティン著「氷と炎の歌」を愛読しており、原作よりしょぼくなるのが通例のテレビドラマ化には期待していなかったのだが、第一シリーズに出演したネッド・スターク役のショーン・ビーンの好演、ナイスなシナリオと編集、美術の素晴らしさもあって、すっかりハマってしまった。それからもう数年経ったが、最近は見たいドラマがないので久しぶりにもう一度シリーズ全編を通して観ようと、Amazon Prime会員特典ビデオにチェックを入れておいたのだが、いつの間にやら無料からレンタルに変更されているではないか、が～ん（よくある）。※画面はゲーム・オブ・スローンズの場面
幸い映画好きの家人がBlu-rayディスクで録りためておいてくれたので、ブルーレイレコーダーで視聴することにした。ところが問題発生、我が家の寝室はリビングの隣の和室なのである。TVの音は丸聞こえだから、就寝が早い家人の妨げになる。そこでヘッドフォンの出番なのだが、TVは壁面家具に埋め込まれており、背面のヘッドホン端子にはアクセスできない。ワイヤレスヘッドフォンならコードも絡まず問題解決だが、ワイヤレス送信のためののBluetoothオーディオトランスミッターが必要だ。
ワイヤレスヘッドフォンを使うべく購入したのが、サンワ製Bluetoothオーディオトランスミッター 400-BTAD008だ。大陸ブランドなら安価なものもあるし、評判の良いゼンハイザーにも惹かれたが、結局スペックを睨んでサンワをチョイスした。長年PCを使ってきているが、周辺機器周りなら僕とサンワは相性がよく、過去大きなトラブルが発生していないということも、購入の要因だ。
こいつは送受信に対応しているが、今回はヘッドフォンに電波を飛ばすのが目的なので送信機能のみでOK。光デジタルケーブルが標準で付属しているのがエライ！ Bluetooth音声で問題になるのが遅延。吹き替えなら問題ないとされるが、画面と音声のズレが気になるコンテンツも多いだろう。このサンワ 400-BTAD008は、高音質で遅延が少ないapt-X Low Latencyコーデック対応だ。幸い使う予定のヘッドフォンは写真のCREATIVEのSound Blaster JAM V2は、aptX LL対応なのでノープロブレム。
早速、我が家の60インチAQUOSに繋いで見た。TVの左足元に置いているがサイズ的にはコンパクトなので目立たない。TVからの入力はヘッドフォン端子でなく、精神衛生によい光デジタルだ。電源もTVのUSB端子を利用したので手間がかからなかった。。Bluetoothバージョンは高性能化された5.0なので接続は素早く、やっかいな再接続も全く問題なかった。肝心のaptX LLについては、通常コーデックよりたしかに低遅延であることが僕の駄耳でもすぐに認識できた、素晴らしい。
使ってみて便利だと思ったのが、aptX LLコーデックでつながっているかどうかが一目でわかるLEDライト。精神衛生的によろしいかと。また電源オンオフスイッチが付いているのもナイス。この他にも２台接続、ハイレゾ対応など高機能満載。やや高価ではあるが納得の一台だった。
Last Modified : 2023-02-22