鳥見用にキャノン400mmを導入以来、以前よりはチャンスロスが減りましたが、大砲より小型とはいえ三脚などの機材も含めると、mFTで撮っていた頃より手軽さが減りました。そこで、電車で行く都市公園巡り用に小型の高倍率ズームネオ一眼をゲットしました。
評価の高いパナソニックF2.4通し24倍機、フジ2/3センサー26倍機も検討しましたが、ネットでの評判や作例を参考に実機も触ってみて、結局キャノンに決定。パナの大口径レンズ、フジのクラスを超えたクオリティも捨てがたかったのですが、画質も含めトタールバランスの良さが決め手になりました。
操作性はPowershot Gシリーズに近い感覚、慣れているのですぐ設定できました。非常にコンパクトなボディに50倍ズームを仕込んでいるのに感心、レンズが伸びた望遠域でもなおコンパクトです。パワーズームは高速で動作するのでストレスはありません。
レンズ筐体には画角をワンタッチで加減できるフレーミングアシストがついています。1000mmをオーバーするような超望遠域では目標を見失うことが度々ですが、ボタンひと押しで広角側へシフトできるため、再度目標を視界に入れられます。指を離すと即座に元の倍率へ自動復帰、こりゃ実用的な仕掛けで、望遠をよく知っているキャノンならではです。
サンプル写真:左より24mm、1200mm、2400mm相当。光学50倍(換算1200mm)にくわえて2倍デジタルテレコンを使うとさほど画質を落とさずに100倍ズーム(換算2400mm)が可能です。さすがに2400mmともなると、遠くの豆粒小鳥が鳩より大きく写ります(笑)通常でしたら手ブレで被写体を捉えるのも困難な領域ですが、キャノン伝統のISは強力で三脚いらずです。
広角側が24mmから始まっているので風景の切り取りには非常に便利です。小さなセンサーですが、WebやL判プリントでしたら十二分、野鳥撮影についてはピントさえ合えば一眼画質に肉薄します。AFのとろさによる歩留まりの悪ささえ我慢すれば、軽くて楽なので鳥見のサブカメラとして、どんどん使う予定です。
<以下総括>
◎画質、機能、操作性が確保された実用50倍(100倍)ズーム機
△一般被写体ならまずまずのAFだが、野鳥には正直荷が重く歩留まり悪し
X価格相応でしかない質感、月並みなデザイン、しょぼいEVF
Last Modified : 2020-04-10
今年もよろしくお願いいたします。
恐ろしい時代ですね。
フィルム世代のアラックとしては全く着いていけません。
鳥さんが銜えている瞬間までかっちろ、お見事バグース!
結構写りますね。
使わない機材は早々に処分してます、ですから案外少ないですよ(^^)
でももっともっと進化して欲しい、もちろん価格ダウンも(爆)
このカメラはいわゆるバグースものでございます(^^)
高倍率ネオ一眼的なものが職場に必要かなと思っていた所なので
参考になりました。
自腹で買わなくて済みそうです。(笑)
お役に立ったのなら良かったです(^^)
2400mm手持ちですか。。。(ため息)
陸上競技の連続写真&動画にも持ってこいですね。お店に走りそうです(^.^)。
50倍ISズームは実用ですよ。
お正月早々新鋭機の登場ですか!
お宅には何十台のカメラと三脚があるのでしょうね?
想像するに、一部屋使っているのではないかと・・・。