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BENRO B-3 プロボールヘッドを試す


一切屋外へ持ち出さない(笑)自称三脚フェチの管理人ですが、今回はBENROの自由雲台を試してみることにしました。BENROの自由雲台はアルカスイスをお手本に、1/3程度というコストバリューで年々ファンが増えているようです。B-3はいわゆるフリクション機能付で、ロッキングノブとは別に摩擦調節(ドラッグコントロール)が付いているため機材の重さに合わせたテンションを調節できます。外観的にはアルカスイスと同じく巨大なボールが特徴です。今回選んだB-3は耐荷重20kgというスペックで、大口径超望遠を支えられるアイテムです。アルカ互換のクイックシューも使い勝手、精度とも十分です。

この手の雲台としては過去マンフロのハイドロスタットボ-ル雲台468MGを使ったことがあります。これも耐荷重16kgを誇る重量級で油圧ノブのじわっとした動きには感心しました。ところがB-3はこの468MGと比較しても全く見劣りしません。むしろ精密な動きや仕上げ加工ではマンフロより一枚上手です。フリクションコントロールされているので、自由雲台にありがちな万一の機材破損や指詰めについては安心できます。かなりの精度と強度マージンがあるので、フレーミング時の最終ロックでも構図のずれは皆無、ピタッと決まります。

国産某メーカーの人気雲台も悪くありませんが、総合的な信頼感、価格対性能比で優ります。なにかと格下に見られがちな中国製ですが、いつの間にやら日本製を追い越してワールドワイドに活躍しています。かっての日本も欧米を相手に頑張っていたのですが…ナイスな雲台を手にしてちょっぴり感傷的になった管理人でした。
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Last Modified : 2017-01-10

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