クロップ切り出し800mmの威力 LUMIX 45-200mm/F4.0-5.6


DMC-G1には35mm換算90-400mmという魅力的な望遠レンズが用意されています。加えてレンズ内手ぶれ防止なので実用性もばっちり、管理人はこのレンズが使いたくてこのカメラを購入しました。しかし400mmでは野鳥のような小さな被写体にはまだ不足です。しかしこのカメラにはとっておきのクロップ切り出しがあります。600万画素で600mm相当、300万画素で800mm相当となり、モニタ鑑賞や2Lプリント程度なら全く問題はありません。デジタルズームと異なり画質劣化はありませんが、使い勝手を含め検証してみました。上の作例は中望遠90mm相当で撮りましたが…


クロップ800mmで切り出すと、ごらんのように相当な迫力があります。光学ファインダーのクロップと異なり、EVFなのでトリミングされずにファインダーに表示されるためフレーミングは楽です。過去、野鳥撮影用にレフレックス500mm(750mm相当)や300mmx1.4テレコン(840mm相当)を使用したことがありますが、ボディ側手ぶれ防止のため手持ちでは苦労しました。その点このレンズはレンズ側手ぶれ防止なので、安定したファインダーでフレーミングが容易でした。

作例でもおわかりのようにカリカリではありませんが、遠距離にも関わらず、まずまずのコントラストが確保され解像感もそれなりです。手ぶれは押さえられていますが、これはミラーレスによるショック低減も効いているのかもしれません。話題のコントラストAFもけっこう追従してくれました。○○社のカメラより歩留まりはよかったです(笑) 期待しつつも「まぁ~キャノンのLというわけにはいかんわなぁ」と思っていただけに、なんとも嬉しい誤算でした。※F6.3 1/640秒

生田川に鴨がやってきた日













小さな生田川の河口に、今年もホシハジロの群れがやってきました。
人間と一緒に冬を超す渡り鳥たち、都会も捨てたものではありません。

生田川に鴨がやってきた日










小さな生田川の河口に、今年もホシハジロの群れがやってきました。
人間と一緒に冬を超す渡り鳥たち、都会も捨てたものではありません。

新・神戸百景 夜のセンター街










年末の不景気風、行き交う人も少しうつむき加減に見えてしまいます…
-DMC-G1なかなかの使い勝手で気に入りました。もっとレンズが欲しいっす-

Manfrotto ギア雲台410


室内の物撮り用にはずっとジッツオのアルミ小型三脚を使っています。小振りですが剛性が非常に高く、適度な重量があるためカーボンより安定もよく気に入っています。雲台にはベルボンのマグネシウム3wayを使っていたのですが、気分転換がてら新しい雲台を物色することに。

本来は軽量シンプルな自由雲台が好きなのですが、室内ならやはりオーソドックスな3way式がベターです。そこで以前から欲しかったギア雲台をポチッと逝きました。知る人ぞ知る最強物撮り雲台として定評がありますが、面白いことに星見マニアにも人気があるそうです。大中小3つサイズが用意されているのですが、ジュニアギア雲台と呼ばれる一番小さい410をセレクトしました。それでも1.22kg、中判用クイックシュー付です。

さてやってきたギア雲台、予想通りでかくて重い(汗) 写真でもおわかりのように小型の三脚ではちょっとバランスが悪いです。バタ臭いレトロなデザインですから、これも古臭いジッツオにはとてもマッチします。操作そのものは3wayと同じなので戸惑うことはありません。大ぶりのギアダイアルを回すと、じんわりヘッドが回転します。通常の3way雲台はレバーにトルクをかけるとフレーミングがずれるため、微妙に傾きを加減して補正する技が必要ですが、ギア雲台ならシビアなフレーミングが思いのままです。これなら星見の人が欲しがるという理由がわかります。

「これはよい買い物をしたわい、うふふ~♪」
問題がないわけでもありません。微動ダイヤル以外にもすばやく角度調整ができるようクラッチダイアルが付いているのですが…クラッチを外すのにかなり指先に力が必要、なんでよ~(笑) だいたい外国の道具って高くて重くて固いというのが当たり前で、この雲台も例に漏れません。改良を待つより筋肉を鍛えた方がよいかも(爆) まぁマンフロットのギアはいくつか買いましたが、良くも悪くも期待を裏切られません~さすがハリウッド御用達です。

新・神戸百景 秋色の北野町


















更けゆく秋の北野町…クリスマスの飾り付けも近い。

ZD 9-18mm レビュー


前回のDMC-C1に引き続いて、ZD9-18mmのインプレッションです。場所は同じく神戸布引ハーブ園です。フォーサーズの場合、フォーマットがライカ判より縦長のため、通常の広角レンズではワイド感を得られにくい傾向がありますが、さすがに換算18mmともなると不満はありません。特に引きのない室内や路地では活躍しそうです。今回の使用カメラはE-420、設定はナチュラル、階調オートON、AWB、JPEG撮って出しですが、若干のトリミング&露出補正を施しています。














9-18mmというのは使いやすい画角で、超広角から準標準域まで一本でまかなえますから、テンポのよい撮影が可能です。フィルターサイズは72mmと大口径ですが、その割りには大変コンパクトかつ軽量で、鏡胴が細く操作性がいいです。全長73mm、質量275gですから、小振りなE-420と組み合わせると、機動性では出色の広角専用システムができあがります。梅クラスでリーズナブルな価格ですが、まずまずの質感でズームリングの手応えも悪くありません。

写りはごらんの通り、歪曲収差が少なく大変優秀です。これは新たに採用された大偏肉両面非球面レンズが効いているようです。若干の樽型歪曲は発生しますが、素直な樽型なのでソフト側での補正も簡単です。この点ZD12-60mmはいわゆる陣笠状の歪曲収差ですから、ソフトでもなかなか補完できず、街撮りの多い管理人は早々にディスコンしました。また等倍でチェックしたところ、気になるような色収差は抑えられていました。これも新設計のレンズの効用かもしれません。作例はアップしていませんが、ワーキングディスタンスは14cmしかないのでライブビューと併せて超広角マクロが簡単に楽しめました。

オリから来夏出てくるM4/3ボディやパナから出る予定のレンズへ移行する予定で、既存4/3システムをかなり処分しました。しかし個性派E-420については例の25mmパンケーキ共々お気に入りですし、小型軽量を生かして9-18mm超広角専用機として今後も活用する予定です…といいつつもデジタル時代どうなるか?メーカーもユーザーも一寸先は闇、カメラの神様のみぞ知るです(^◇^;)

DMC-G1 レビュー


人出で賑わう神戸布引ハーブ園に散歩を兼ねて、G1の試写に行ってきました。お天気は花曇りで絶好のカメラ日和という訳にはいかず、眠たい写真が多くなってしまいました。使用レンズは管理人期待の45-200mmです。換算400mmという超望遠系のズームですが、IS内蔵しかも軽量コンパクトなので大変扱いやすかったです。カメラの設定はデフォルト、暗部補正ON(弱)、AWB、JPEG撮って出しですが、若干のトリミング&露出補正を施しています。






























当日は花曇りのためフラットな調子になりました。色調(スタンダード)はやや地味目の傾向で彩度もコントラストも押さえられています。ビビットな設定もできますが、レタッチ前提ならこのぐらいが扱いやすいでしょう。マゼンダから赤にかけて独特なベルベットタッチの色調は、松下のセンサー特有の傾向で、L10とも共通しており好みが分かれるところです。

操作系についてはそれなりに練れ込まれており、特に気になる点はありませんでした。いずれにせよ慣れの範疇ですが、独立した外部ボタンが多いので年寄りにはありがたいです。ミラーがないので当然ショックはありませんが、一眼レフを模倣したギミックなメカ音がするためコンデジ的な軽さは払拭されています。気になるコントラストAFは、レンズから新設計されただけにかなり速いです。ミラーの上げ下げもないので軽快です。一昔前の○○社のAFより早くて迷わないかも(笑)

ライブビュー+コントラストAFならではの機能もたくさん装備されていますが、なにぶん中央一点しか使わない昔人間なので宝の持ち腐れ。でもSAFとCAFが外部ダイアルですぐ操作できるのは◎、CAFを早速使って見ましたが、けっこう追従しました。焦点フレームを十字ボタンで自在移動できますし、拡大も自在ですから、マクロ撮りや三脚を多用される方は重宝するはずです。EVFと併せて現時点での最強ライブビューシステムでしょう。

キットレンズと思えない仕上げの望遠ズームは、写りもなかなかです。さすがにカリカリという解像感はありませんが、歪曲収差が少なくボケも素直です。最短撮影距離1mですのでマクロ的な使い方も可能です。もちろん可動モニターが活躍してくれました。望遠の場合、手ぶれ防止はやはりボディ内蔵よりレンズ内蔵がベターです。ズーミングすると若干のタイムラグ後、ピタッと像が安定します。超望遠域はフレーミングが難しいですが、ISのおかげでミスショットが減りそうです。

結論としては期待を裏切らない仕上がりです。思うにかなり以前から練り込まれていたプロダクトなのでしょう。女流一眼と云う陳腐なキャッチで損をしていますが、カメラ好きが納得できる代物です。なんといっても圧倒的に小さい!デジタル時代になってから収差がどうの、ノイズがどうたらと高画質ばかり喧伝されますが、小さく軽いっていうことがどれほどありがたいことか。ダウンサイジングは設計者のセンスと組み込み技術の結晶です。もっと評価されるべきでしょうね(^^)