MFT継続宣言!あわせてLEICA10-25mmF1.7発表

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フルサイズミラーレス発表で意気上がるパナソニック&Lマウントアライアンス陣営ですが、あわせて従来のマイクロフォーサーズマウント継続も明言されました。Sシリーズ発表以来、内心ヤキモキしていいたマイクロフォーサーズ(以下MFT)ファンも多かったと思いますし、かくいう私もフォサーズ時代からのファンですので、ちょっぴり安堵しました。

その証拠にリリースされたようなLEICA DG Vario-Summilux 10-25mm F1.7 ASPH、従来面白みには欠けるMFTのラインナップとは一味違う斬新なスペックのズームレンズ、これは尖っていて面白いですね。従来7-14mm、9-18mm、8-18mmとか超広角ズームは一通り用意されていましたが、フィルム時代からの画角構成に準じていて平凡といえば平凡でした。

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似たようなズームといえばシグマの18-35mmF1.8 APS-C専用ズームがありますが、比較するとシグマ換算27-52.5mmF1.8に対してパナライカ20-50mmF1.7となり、超広角域までカバーしているので、レンズの魅力としては一枚も二枚も上手。私も出たらすぐに欲しいレンズですが、気になるのは価格、実売でも十数万円は行くでしょうね(冷汗) 

何よりMFTの面目躍如なのがそのサイズ、詳しいスペックは公開されていませんが、下の写真でもわかるように大口径超広角レンズとしてはスリムに収まっています。これなら持ち出すのはぎろぎり苦にならないはず。超広角ズームと標準ズームを併用していた人は、1本にまとめられて荷物を少なくなおかつレンズ交換の手間を減らせます。しかも1段明るくなるので言うことなし。

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フルサイズミラーレスマウントマウントが次々に発表されて、逆に巷ではMFTマウントの魅力が再評価されているのではないかと思います。MFTはいまいち中途半端なサイズで揶揄されてきましたが、近年MFT陣営の努力のかいあって、1インチの上をいきAPS-Cに見劣りしない画質、フルサイズあるいはAPS-Cと比較しても絶対的なサイズメリット。近年大型化してきていますが、それでもレンズまで含めたシステムとしては圧倒的にコンパクトです。

長らくフルサイズ一眼デジのサブマウントはAPS-Cがお約束でしたが、ミラーレス時代は格別の高画質レンズが揃っているMFTマウントがその役を務めるのではないでしょうか。長年FTとMFTにお布施を払ってきたファンとしてはそうなってほしいものです(笑)

【入院日記】
薬の副作用のピークが過ぎたのでちょっと体調がマシになりました。ということでブログ更新しましたが、WIFIが使えないのですべてLTE通信でやってます。freeSIM2枚で6GB確保していましたが全然足りません。明後日あたりからチャージの嵐になりそう!どうするべ(泣)

E-PL8にはM.ZD30mmマクロが似合う

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高画質高機能化に伴いシステムが肥大化しつつあるマイクロフォーサーズですが、それでもE-PL8のようなコンパクトな機材は他のマウントでは得難いです。E-PL8には小型の単焦点レンズがマッチしますが、30mm F3.5 Macroとの組み合わせをまだ試していなかったことを思い出し、先日テストしてみました。

マイクロフォーサーズには四本のマクロレンズがありますが、この30mm F3.5は128gと群を抜いて軽量コンパクトなのでPENとの相性はすこぶるいいです。精緻な作り込み感こそありませんが、光学機器らしい雰囲気を醸しているのはオリンパスデザイナー陣の巧みさです。ワーキングディスタンスが極端に短いので、ガード兼用でエツミのフジツボ型フードを装着しています。▼作例はすべてJPEG撮って出し

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開放からよく解像します。F3.5 1/60sec


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2万円台で買える安いレンズですが描写に不満なし。F3.5 1/60sec


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開放です。本当は2段は絞りたいところ。F3.5 1/80sec


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低光量のマクロ域はE-PL8ではちと厳しいかな。F3.5 1/60sec ISO1600


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下手なので微ブレ(汗)。ボケ味は悪くありません。F3.5 1/20sec ISO1600<


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ビギナーには扱いやすい焦点距離です。F3.5 1/60sec ISO1000<


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レンズが当たるほど寄れます(笑) 


定評のあるレンズなので、E-PL8との組み合わせでも特に気になるところはありませんでした。ただしE-PL8のISは2軸式なので、マクロに有効とされる5軸式には引けを取るため、光量の少ないところでは手振れに注意する必要があります。このレンズの売りは換算2.5倍という強力なマクロ性能ですが、ワーキングディスタンスが95mm(レンズ先端から14mm)と極端に短いため、その性能を活用できるシーンは少ないです。実用的には換算2倍あれば十分でしょう。

軽量コンパクト、かつAFが快速であるということがこのレンズのいいところです。パナ機と組み合わせるのであれば、2/3段明るく、ISを内蔵したLUMIX30mmF2.8の方がよい選択かも。このところ機材の高級化高額化がどんどん進んでいるので、このような小さくて安価高性能な古き良き?マイクロフォーサーズレンズを見るとホッとします(笑)

SIGMAを試してみた 30mm F1.4 DC DN マイクロフォーサーズ

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マイクロフォーサーズの標準単焦点については、2514から始まって2518、2514と使ってきました。そのいずれもが世評通りナイスなレンズでしたが、最新の25mmF1.2PROについてはちょっとやりすぎの感があります。あまりにもレンズ構成枚数が多いためにT値が1.7とハイスピードレンズにはふさわしくない残念な仕様。高性能故にフィルター径62mm、重量410gとマイクロフォーサーズとしては大柄でボディを選びます。

そこで先日購入したDMC-G8に合わせるべく、新顔のSIGMA 30mm F1.4をチョイスしました。2518や2514でも良いのですが、2512とボケ量がほぼ匹敵するといわれる3014を試してみたかったからです。サイズ的には2512のフィルター径62mm重量410gと比較すると、フィルター径52mm重量265gとひとまわりコンパクトで楽ちん。

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精緻な作り込みのE-M1markIIには、やはり純正PROレンズ2512がピッタリですが、どこかゆるい感じのG8にはシンプルで飾り気のないシグマのコンテンポラリーがよく似合います。G8自体E-M1markIIよりやや小さく軽量なので、3014との組み合わせは取り回しがよく、持ち出す機会が増えそうです。▼以下作例はすべてJPEG撮って出し。絞ると切れるレンズですが、今回はすべて開放で撮っています。ボディはDMC-G8

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開放では平凡な写り。風景なら2段は絞りたい。AFは開放時でも俊足。F1.4 1/16000


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アウトフォーカスさせてみた。口径食はまずまずかな。F1.4


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当たり前だが、マイクロフォーサーズでも暈けるように撮ると十分暈ける(笑) F1.4 1/4000


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換算0.28倍とかなり寄れるので使い勝手はいい。開放では甘くシベに少しハロが出ている。マクロ域では絞ったほうが無難。F1.4


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切れは感じられないが、軟調好みなワタシには十分かな。F1.4 1/125


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60mmと少し長い焦点距離なので、ディティールを切り取るときは扱いやすい。F1.4 1/1600


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デジタル時代でもハイスピードレンズは有効。ISO耐性の低いマイクロフォーサーズには大口径の有り難み多し。

実売価格3万円代のレンズですから、開放から解像感バリバリを望めませんが、それなりに大口径単焦点の雰囲気を享受できます。画質的にはLeica2514が一枚上手ですが、このレンズの面白いのはAPS-C用の転用というところ。光量落ちなど四隅の画質低下は感じません。焦点距離が30mmとちょっと望遠気味になっているので、25mmと比較すると間合いが取りにくいですが、中望遠が好きな人なら苦もなく使いこなされるでしょう。

実はシグマのレンズを試すのは十年ぶりになります。その昔のシグマレンズは純正と比較するとかなり色乗りが悪く、ワタシ的には全く好みではありませんでしたが。しかし昨今は世評通り高画質化が図られており、このレンズも安価ながらまずまずの演色で悪くありませんでした。マイクロフォーサーズは純正でいいレンズが揃っているので、このレンズでなければだめというわけでありませんが、ふわっとした開放画質は捨てがたいと思います。個人的にはモノクロで使ってみたいですね。

完成度高し LUMIX DMC-G8 レビュー

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年末恒例のベストカメラ誌放談会を読んでいると、メンバー達がDMC-G8をベストミラーレスと褒め上げていたので、つい乗せられてポチってしまいました(笑) 年明けにG9が出てきますが、価格とサイズがネックになって購入はまだまだ先になりそうです。それまでのつなぎとしては悪くないかなという思いもありました。

G8購入の一番目の理由はLeica8-18mmとベストマッチするパナボディを欲しかったこと。先日まで使っていたGX7MK2は死角の少ないナイスカメラですが、コンパクトだけに大口径ズームを装着するとハンドリングは今ひとつで、しっかりとしたグリップを持つGシリーズがマッチングに勝ります。二番目の理由はオリンパス機を使うたびにストレスを感じる操作性です。親指AFに代表されるように、隠し技に合せ技が必要な設定手順は悲惨すぎます。なんとか操作を覚えても、ちょっと使わないと忘れてしまうので思い出すまでが大変(汗) せめてマニュアルをニコン並に充実してくれれば大分助かるのですが。一つ一つをみれば高機能の塊のようなカメラですが、私のように頭が固くなった爺には辛い。

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格上のE-M1markIIと比較するとやや小さく軽いです。質感についてはクラスの違いがはっきり。ニコンでいえばD500とD7500の差程度でしょうか。しかし前モデルのG7よりはプラスチッキーさが抑えられ見た目は向上しています。操作性については安心のパナソニック、ドライブモードとAFモードが独立ダイヤルに割り当てられているのでホッ。他にもファンクションボタンが6つ用意されているので、カスタマイズ性もばっちり。面白いのはプッシュボタンで機能を切り替えできるリアダイヤル。うまく割り当てるとスピーディなセッティングが可能になりそう。電源ボタンは右手側なので、左手側のオリ機よりは楽ちん。オリンパスという会社はCNほど因習にとらわれない良さがありますが、頑なところもあって使い手は困ります。

超広角レンズで撮影するとかなりのパースが付きます。私は室内写真で柱が傾いているのが大嫌いなので(笑)二軸水準器は必然。オリンパスのそれは画面下と右に別れて表示されるので、水平とアオリを見つつ調整する必要がありますが、パナ機はキヤノン機と同じように一つに集約されて表示されるので見やすいです。ちょっと大きすぎるのでもう少し小さくしてもらえるとありがたいのですが。ストロボが内蔵されていることも大きなアドバンテージ。あると助かることが多いですし、必要なときは持っていないことも多々あるので。

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ミドルクラスゆえにメカシャッターが1/4000秒、フラッシュ同調速度が1/160秒であることは仕方ありませんが、防塵防滴仕様であることや独立SDカードスロット、1.48倍ファインダーなどマニアには嬉しい装備が奢られています。有機ELの見え味は悪くありませんし、ハイアイポイントなのでE-M1markIIより好みです。

大きくブラッシュアップされた内蔵手ぶれ補正、最強E-M1markIIの5.5段に迫る5段は強力の一言。MFT2社レンズ群の敷居が低くなりました。電磁駆動方式を採用したメカニカルシャッターのフィーリングはすこぶるいい感じ。ショックがG7比1/10だとか。従来のマイクロフォーサーズは防振に有利なミラーレスといいつつ、シャッターショックが大きくて微ブレに悩まされたものですが、ここへ来て解決されましたね。電子先幕シャッターも採用されましたが、私程度のスキルでは使いこなそうにもありません(笑) 
※以下作例)すべてJPEG撮って出し。レンズはLEICA 8-18mm0と42.5mmF1.7

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純正レンズの効果もあるでしょうが、オリ機よりは柔らかくかつ濃密な色合いです。フィルターレスになったので晴天時の風景やマクロにはいいはず。使い古された1600万画素センサーですが、それだけにチューンが進んでおり、レンズの力を引き出してくれる力はあると思います。E-M1markIIは美人かつ性悪女ですが、G8はほっとする良妻型かな(笑)

コンパクト中望遠を試す LUMIX G 42.5mm/F1.7

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僕はフィルム時代からボディ2台派です。ショートズームを装着したボディに組み合わせるコンパクト軽量な中望遠付カメラをセッティングしてみました。ボディはE-PL8を使用するので45mmF1.8がマッチするのですが、今回はLUMIX G 42.5mmF1.7を選んでみました。パナボディを購入する予定があるので、DUAL I.S.に対応したレンズがよかろうとの判断です。昔から85mm相当という焦点距離は苦手なのですが(笑)

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コンパクトに仕上げたかったのでフードを使う代わりに、37-46mmのステップアップリングを介してFreemodのX-CAPを装着。ワンタッチで開閉するレンズキャップなので、コンパクトなだけでなく速写性が大いに増します。

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高級コンデジのテレ側程度の画角ですね


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スナップには使いやすい画角でしょうか


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MFTといえども中望遠でF1.7だとボケが楽しめます。


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オリンパス45mmF1.8に対するアドバンテージは寄れることですね。倍率0.4倍相当

コンパクト軽量、よく写り寄れる、しかも安価と三拍子そろったレンズです。IS内臓なのでパナの小型機にもマッチします。M.ZD45mmF1.8も使ったことがありますが、撮影倍率以外甲乙つけがたいので好みですかね。フード別売が気に入らない人にはおすすめです。ちょっぴり高いけど(笑)

マイベスト超広角ズーム!LEICA 8-18mm/F2.8-4.0

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先日、思うところあってLEICA8-18mm超広角ズームを購入しました。超広角についてはコンパクトかつ高画質のオリンパス9-18mm、また単焦点のLAOWA7.5mmをすでに有しています。決して安くない買い物なので貧乏人には厳しい選択だったのですが、このところ撮影シーンが以前とは変わってきたので、シチュエーションへの対応ということでM.ZD9-18mmと入れ替えることにしました。

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以前はアウトドアでの撮影が多かったのですが、最近は美術館、博物館、歴史的建築物などでの屋内撮影が多くなりました。こういった文化施設では照明が抑えられていることが殆どで、小さいセンサーのマイクロフォーサーズでは厳しいシーンが多いです。ISO1600から3200、シャッター速1/60sec以下というのが当たり前で、もっと厳しい状況もあります。そのようなシーンでは少しでも明るいレンズと強力な手ブレ防止が欲しいです。もちろん高ISOでも高画質な絵を叩き出してくれるボディも必要です。

このところ使ってきたE-PL8とM.ZD9-18mmの組み合わせは非常に軽快でお気に入りのシステムですが、ローライトの室内では残念な結果になることがほとんど。そこでE-M1markIILeica8-18mmに換えた場合、大きく重くなりますがレンズ開放値で1段、防振性能で2段、ISO耐性で2段程度と、暗いシーンではかなりの画質向上を期待できます。実際、試写した結果でも効果を確認できました。

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このレンズについては発売以来、その高性能を喧伝されていますが、たしかにナイスの一言。メカニカルなオリンパスPROシリーズとは一味違うシンプルで落ち着いた外装で、E-M1markIIともマッチします。ズームリングの操作感もなかなか。フードを装着すると見た目が大きく見えますが、実際はそれほどでもなく、意外と軽くて振り回しやすいです。テレ側をF4に抑えたメリットでしょう。

画角優先なら1mmでも広く写し撮れる7-14mmが有利ですが、36mm相当まで使えるこのレンズなら着けっぱなしでも間に合います。特に人物や路地の奥を切り撮ったり場合は28mm相当では広すぎるので、私にはこのズーム域が使いやすいです。またフィルターを装着できるのは精神衛生的によろしいかと(笑) 最後に重要なこと、インナーズームなのでズーミングしても外観が変わりらない男前レンズです。
※以下作例 すべてJPEG撮って出し

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開放でも解像感高し 8mm F2.8 1/60sec ISO400


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ローライトながらまずまず  11mm F3.2 1/30sec ISO3200


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F2.8の有難味  8mm F2.8 1/8sec ISO3200


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歪曲はよく補正されています  8mm F2.8 1/60sec ISO2500


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このレンズも寄れます 18mm F2.8 1/80sec ISO200


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デジタルシフト撮影を使ってみました  15mm F2.8 1/60sec ISO400

暗い室内に加え屋外もかなりの曇天で、試写には厳しい条件でした。プログラムオートで撮影したため作例の殆どが開放ですが、よく解像していました。E-M1クラスのボディとはマッチングがよく、比較的軽量に仕上がり携行が負担にならないので、9-18mmの代替として持ち出す機会が多くなりそうです。パナライカシリーズはいずれも出来がよいので、来年出てくるであろう50-200mmF2.8-4.0を今から楽しみにしてます。

再評価!超広角ズーム M.ZUIKO 9-18mm

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先日、超広角専用機としてE-PLとLAOWA7.5mmF2を組み合わせたシステムを紹介しましたが、被写体が限定される超広角単焦点だけに、画角を補完する標準ズームやカメラが別途必要になります。日常的にはカメラ1台で気軽に済ませたいので、より利便性の高い超広角ズームとの組み合わせを検証してみました。

E-PL8とマッチするコンパクトズームということで、今回はオリンパスM.ZUIKO 9-18mmをチョイス。登場以来7年以上を経過したレンズですが、その写りの良さとミニマルなサイズ、比較的リーズナブルな価格で、いまだ定番の人気レンズです。細身かつ155gという重量はE-PL8のような小ぶりの一眼デジにはとても似合います。

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実はこのレンズの購入は3度めです。2回も手放した理由は「レンズを伸ばした状態(撮影スタンバイ)の不細工さ」につきます(笑) ろくろ首というか、鏡胴が細身なだけに貧相の一言。モチベーションがぐっと下がってしまうのは私一人だけではないはず(笑) 将来的にはインナーズームの採用、あるいはもう少し格好いいデザインを考えていただきたい。

フードを装着するとますます不細工になるので、今回はレンズガードだけでフードを付けないことにしました。幸いこのレンズは逆光に超強いという定評がありますし、どのみち純正フードはハレ切りの役には立ちそうもないデザインですから(笑) 他メーカーも含めて、この手のワイドズームはロック解除の儀式が必要ですが、オリンパスのそれはちょっと操作性が悪い。使った範囲ではキヤノンはまずまず、ニコン1は良かったですね。

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9-18mmズームの扱いやすさは、準標準域(36mm相当)までカバーする画角にあります。広角寄りのスナップスームとして、標準ズームの代替えとして使えます。7-14mmと比較すると、パースがつきすぎないので描写がより自然です。
▼以下作例)E-PL8 + M.ZUIKO 9-18mm すべてJPEG撮って出し(ビビット)

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ワタシ的には四隅での流れ、画質低下は最小で◎ ※9mmF5.6


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歪曲はやはりそれなり ※9mmF5.6


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素晴らしい逆光耐性(フードなし)。ハレ、ゴーストとも最小クラス ※9mmF11


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プロレンズではありませんが、コントラストが高くヌケも悪くありません ※9mmF4


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建物内のスナップでは、超広角はこういうシーンで役に立ちますね ※9mmF4


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MFTの常として、このレンズも寄れます。コンデジとは一味違う味わい ※9mmF5.6

LAOWA7.5mmは標準ズームと組み合わせ(ボディ2台携行)、このショートズームはボディ1台で気軽に使う予定です。久しぶりに9-18mmを使いましたが、高性能化が進んだ現在のカメラでも充分通用するレンズでした。むしろカメラの性能が上がったことで、このレンズの素性を引き出せたのかも。古臭くなった外観、質感については大いにリデザインを期待しますが。